今日は武佐宿から中山道の起点草津宿までの桜散る街道の旅である。
近江八幡から近江電鉄「ガチャコン電車」で武佐駅に降り立つ、今日も天気は上々暑くなりそう。
《 武佐宿から横瀬川への道 》
武佐宿から守山宿まで16キロの長丁場である。武佐駅から武佐踏切を渡り、旧道を大きな木のある「伊庭貞剛邸跡」を通り、国道8号線に合流する。
6枚橋で一旦旧道に入り、馬淵町信号「八幡神社」で国道を横断し再び旧道を歩く。
途中、真っ直ぐな道を通り「旧東横関村」へ、日野川の土手を登り「横関川渡し跡」に出る。桜咲く日野川の土手を歩き国道8号線に合流「横関橋」を渡る。
『伊庭貞剛邸跡』は、尊皇攘夷に奔走し、後に住友財閥に入社し、手腕を振るい住友家中興の祖といわれた。
『六枚橋』は、寛永二十年(1643)ここの流れに六枚の板橋が架けられた。
『八幡神社・高札場跡』は、源義家が奥州遠征の途次、愛馬が熱病を患い、この地で水を飲ませるとたちまち平癒したので応神天皇の霊を勧請し、武運長久を祈願した。
参道口に真淵村の高札場があった。
『旧東横関村』は、立場で「横関川渡し」を控え賑わった、室町時代にはこの辺りに関所があり、これが地名の由来になっている。
『日野川に架かる横関橋』は、日野川(旧横関川)鈴鹿山脈の綿向山に源を発し、近江八幡と野洲の境を流れ、流末は琵琶湖の注いでいる。
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