山旅日記

棒 ノ 折 山
山行日:2016年4月9日
山 域:奥武蔵
標 高:棒ノ折山(棒ノ嶺)(969m)
 【日帰り】4月9日
 池袋駅=西武飯能駅=
 さわらびの湯08:30
 有馬ダム08:50
 白沢谷登山口09:00
 藤懸の滝09:30
 岩茸石10:40
 権次入峠11:15
 棒ノ折山11:30-12:00
 権次入峠12:15
 滝ノ平尾根
 さわらびの湯14:15
 =西武飯能駅=池袋駅

広々とした山頂の棒ノ折山(棒ノ嶺)

 桜も咲き、春山のシーズン到来。

 棒ノ折山は、埼玉・奥武蔵と東京・奥多摩の境界に位置する969mの山。棒ノ嶺(ぼうのれい)と呼ぶこともある。
登山コースは、東京、奥多摩側からは、JR青梅線川井駅を起点に、上日向バス停から登り出すコース。歩きごたえのあるコースとしては、高水三山へ縦走、JR青梅線軍畑駅へ直接降りるコースがある。
埼玉側は、奥武蔵の山らしい明るい雑木林が多く、白谷沢を遡るコースは、滝の脇や岩壁が切り立つ谷を通る、関東ふれあいの道の一般登山道ながら沢登り気分を味わえる。


 池袋駅から西武池袋線急行で飯能駅へ。ここから国際興業バス「名郷」行きに乗り、さわらびの湯で下車する。
バスを降り林道を20分程で有馬ダムに着く。有馬ダムは入間川支流の有間川下流に1986年(昭和61年)完成した多目的ダムでダム湖は名栗湖と名付けられた。

さわらびの湯バス停
有馬ダムと名栗湖
有馬ダムと名栗湖 [拡大表示]
桜が咲く名栗湖畔
桜が咲く名栗湖畔 [拡大表示]

 桜が咲く名栗湖畔の道を暫く行き白沢橋を渡ると、白沢谷登山口である。

 ここからは、滝や岩壁が切り立ちクサリ場等がある険しい白谷沢を遡る。
白谷沢沿いの道(関東ふれあいの道)を藤懸の滝・天狗の滝・白孔雀ノ滝・岩壁が切り立つクサリ場を通り、1時間40分程で岩茸石と言う大きな岩ある滝ノ平尾根に着く。

白沢谷登山口
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白沢谷 藤懸の滝
藤懸の滝 [拡大表示]
白沢谷 天狗の滝
天狗の滝 [拡大表示]
白沢谷 白孔雀ノ滝
白孔雀ノ滝 [拡大表示]
白沢谷 クサリ場
クサリ場 [拡大表示]
岩茸石
岩茸石 [拡大表示]
滝ノ平尾根
滝ノ平尾根 [拡大表示]

 滝ノ平尾根を暫く行くと棒ノ折山と高水三山とを結ぶ尾根上にある権次入峠の着く。
峠から15分ほどで棒ノ折山(969m)に到着する。

山頂は広々と開けていて日光連山、奥武蔵の山々のほか、赤城山や谷川岳、筑波山まで見渡すことができる。

山頂で昼食を摂り、暫らく休憩した後、権次入峠まで戻り、「さわらびの湯」まで滝ノ平尾根を下る。

滝ノ平尾根の途中で尾根の斜面から吹き上がる気流を利用してリモコン・グライダーを楽しんでいるグループに遭遇、暫くグライダーの飛行を見学する。
権次入峠から2時間ほどで有馬川に架かる橋を渡りさわらびの湯のバス停に到着する。

権次入峠
権次入峠 [拡大表示]
棒ノ折山々頂の我輩
棒ノ折山からの展望
棒ノ折山からの展望 [拡大表示]
広々した棒ノ折山々頂
棒ノ折山々頂 [拡大表示]
有間川沿いの桜(さわらびの湯手前)
有間川沿いの桜 [拡大表示]


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